会社勤めのエンジニアから、フリーランスエンジニアに転身する魅力として挙げられるのが、仕事に融通がききやすい点だ。
在宅型フリーランスであれば、完全にリモートで仕事を行うことも可能で、出社する必要はない。毎日の出社にうんざりしているエンジニアにとって、在宅型フリーランスはうってつけな存在だ。また、在宅型フリーランスの場合、カフェといったWi-Fi環境が整った場所で仕事を行うこともできる。
一方、常駐型フリーランスの場合、契約を結んだところに出社する必要があるので、在宅型フリーランスほど仕事に融通がきくわけではない。ただ、実力が十分であれば、毎日出社を避け、週に3日だけ出社するといった働き方も十分可能だ。また、常駐型フリーランスの場合、会社勤めにありがちな人間関係のトラブルに巻き込まれにくいのも魅力である。
フリーランスエンジニアとして独立することには様々なメリットがあるが、一方で、デメリットが存在するのも確かだ。条件のよい案件を獲得できなければ収入は落ち込む可能性が高いので、フリーランスエンジニアとして独立するのであれば、ある程度お金を貯めておきたい。無収入の期間が1年くらい続いたとしても問題ない程度に貯金があれば、精神的に追い込まれずに済む。人脈も馬鹿にできない大事なポイントで、コネで案件を獲得できる可能性はそれなりに高い。
フリーランスエンジニアとして独立したいのであれば、勉強会やセミナーに積極的に参加し、人脈を広げるのがよいだろう。